風と光のデイ・トリッパー
鮮烈な明度と色彩を放射する華麗でリアルな画面…。鈴木英人の色彩豊かな世界は、強烈な印象で観る者を魅了し、個性的な“EIZINの世界”へと導いていきます。
特にアメリカのシーンを描いた作品は、鈴木英人の最も著名な作品であると同時に、生粋の米人画家が描いてきた土着的なアメリカのイメージを大きく変えました。
1948年福岡県博多生まれ。
1971年頃より広告デザインを手掛け、デザイナー、アートディレクターを経て、1980年イラストレーターとしてデビュー。山下達郎のレコードジャケット、FMステーション誌のカバーデザイン等数多くのイラストレーションを描く。以後商業デザインの世界にとどまる事なく1985年「EAST ALBUM」のタイトルで、版画(リトグラフ)30作品を、東京と大阪の5箇所の画廊で同時に発表。現代アート作家としての地位を築き上げる。以後,精力的に版画作品を制作発表し現在作品数は、350点を超えている。
また、イラストレーター、版画作家としてだけでなく、神奈川県の相模湾再開発事業「SURF’90」のアートプロデューサーを、東京都多摩地区の再開発「TAMAらいふ21」のアートディレクター、湘南国際村「モニュメント」を制作など、多岐に渡って活躍する。
「銀座G7ギャラリー」「ラフォーレミュージアム」「ニューヨークニッポンクラブニッポンギャラリー」「高崎市美術館」「美術館『えき』KYOTO」「横浜赤レンガ倉庫」他で個展を多数開催。現在神奈川県逗子市在住。
「FM STATION」「野性時代」「ポパイ」等の雑誌カバーイラストレーション。中学校英語教科書「NEW HORIZON」のカバーイラストレーション。ミスタードーナツ、デニーズ、ニコン、富士写真フイルム、ライオン、日産自動車、新日本石油、アサヒビール、サントリー、キリンビール等の広告キャンペーン及び商品パッケージのイラストレーション。科学万博駅パビリオン壁画。阪急西宮北口壁画。横須賀市「海と緑の1万メートルプロムナード」壁画。ハイビジョンTV番組制作(TBS)。サマージャンボ宝くじのイラストレーション。JAL機内誌「WINDS」、桑田佳祐「波乗りジョニー」山下達郎「ラブランド アイランド」「カムアロング3」杏里「R134オーシャン・ディライツ」TUBE「SKY HIGH」などのカバーイラストレーション。フォルクスワーゲンの版画制作。ドコモカレンダー他